経営コラム

「泉大津市立図書館 ✕ 大阪中小企業診断士会 ビジネスセミナーの行方」

大阪中小企業診断士会は、毎月1回、泉大津市立図書館との共催でビジネスセミナーを行なっています。
https://sheeplaizumiotsutosyokan.osaka.jp/event/

今回のインタビューは、泉大津市立図書館のビジネスセミナー企画者である、宗弘行様にセミナーの想いや、これまでの状況などをお伺いいたします。

(以下、「大阪中小企業診断士会」は「士会」とします)

<参加者>
泉大津市教育委員会 生涯学習課 宗 弘行(そうひろゆき) 様 (写真左側)
大阪中小企業診断士会 但馬久美(たじまくみ) 診断士 (写真右側)

聞き手: 大阪中小企業診断士会 山口透(やまぐちとおる)診断士
記録: 大阪中小企業診断士会 辻本桂(つじもとかつら)診断士

山口:ではまず初めに、このビジネスセミナー開講の経緯や背景などを教えてください。

:はい。この泉大津市立図書館は、旧館を閉館して2021年の9月にこのアルザタウンへ移転をし、新図書館としてオープンしました。この新図書館のコンセプトの柱が、3つあります。一つ目が「学び」で2つ目が「協働」、3つ目が「創造」なんです。https://sheeplaizumiotsutosyokan.osaka.jp/about/それに伴って提供するサービスを立てていまして、その一つが「発信」なんです。この発信の部分がビジネス支援サービスなんです。

これまでの図書館ですと、本を借りに来るだけという受け身のイメージだったと思います。これを図書館からどんどん情報を発信して行けるようにしようとしました。それで、発信する情報で「図書」以外ってなるとセミナーかと思いました。けれども図書館員がビジネスセミナーをできるかっていったらまずできないんですよね。

但馬:自分たちでセミナー講師はなかなか難しいということですね。

:ビジネスセミナーは、ビジネスに精通した人に何かしらお話をしていただかないとどうしようもない。私たち図書館員ができるのは本とかパソコンからのいわゆる公開されている情報を紹介することです。では、ビジネスに精通して、セミナーができて、幅広くいろんなテーマでできるのは中小企業診断士会の皆さんが一番かなと思ったのです。というのも私が以前に大阪府立中之島図書館で8年間ほど勤務しておりました。中小企業診断士会の皆さんが、中之島図書館でセミナーを開催されているので声をかけてみようかなと思いました。

但馬:ありがとうございます。

:経営全般とかその他の分野までっていうのを考えると、他にはいい方が思いつかない状況でした。あと、セミナーはすぐに終わるんではなくて、発信を継続して行くっていうことを考えています。セミナーは一回実施しただけだと絶対広がらないので、もっと継続していきたいのです。実はこれ、年度が変わっても回数の表記は継続して変えてないっていうところに現れています。

参考:開催テーマ(一部抜粋)
2022年度
 「中小企業のAI活用のススメ」~コロナ禍をサバイブする新規事業~
 健康と生産性向上につながる筋力トレーニングの意味と実践
2023年度
 会社員の自己プロデュース力~人生はひとり旅みたいだ~
 ワクワクしよう!起業・副業のアイデア/本屋さんの巻

但馬:6月14日開催分で20回目ですね。

:はい。これを50回や100回と継続してずっと続けて発信していきたいです。

図書館が持つ魅力や役割は、単に本の貸し出しだけでなく、ビジネスシーンや学校連携、子育て支援とか、いわゆる課題解決型支援も図書館サービスの主軸になっていくと思います。もちろん図書館ですので、本の貸し出し冊数が多いとか来館者数が多いとかも嬉しいですけど、ただそれだと人気のベストセラーの本をたくさん置けば集客もできます。
泉大津図書館は、そうではない方向に進もうとしています。もしそれが目的ならば、今はamazonでもいいし、古本屋にもベストセラーが並んでいますよね。昔と違ってそういった「本を買えない時代」ではないですね。

:図書館は、キャパが決まっているんですね。どれだけ頑張っても収蔵能力は限られるのです。ですので、そういったところを払拭して、どういう形の図書館が今後の図書館としてあるべきか、というところで課題解決に特化しています。

このビジネス支援サービスは、大阪市や堺市など人口が多く図書館数もそれなりにある地域では、何もしなくてもある程度ニーズがあり集客ができます。この泉州地域では、大阪市まで行く一本道で、急行が止まるので20分ほどで行けます。ただ、さらにそこからビジネス支援を中心にしている中之島図書館まで行くと考えると、30分ではちょっと厳しいですね。

泉大津は急行も止まるし、泉州の中でも中間地点に位置しています。だったら、泉大津でビジネス支援を行えば、泉州地域の人々の入り口として役立つだろうと思います。もちろん、大阪府立のように高額な専門書を揃えるのは難しいですが、入り口としてまず泉大津を使ってレファレンスを受けてみて、より深い情報が必要であれば中之島図書館と連携して、直接中之島図書館に行っていただくことができます。逆に中之島図書館から必要な資料をこちらに取り寄せてここで閲覧することも可能です。泉州地域全体に向けて、このような構成で図書館を作りたいと考えています。

ただ、もちろん泉大津市だけでは限界があります。人口は7万人ですから利用者も泉大津市だけに限らず、近隣の河内地域からも車で来ていただけると嬉しいです。また、電車でも駅直結なので、電車で降り立ってからも直接来ることができます。

但馬:雨の日でもぬれずに来られるので、便利ですね。

:ちょっと寄ってみようっていう「シープラ」の名前に込めた想いは、「プラっと」という感じですね。

別に用事がなくても、待ち合わせでも何でも構いません。本当に時間が空いているときに、ちょっとプラっと寄ってみてほしいです。ビジネスセミナーも含めて、すべてのイベントに参加していただきたいです。

ビジネスセミナーは当日参加も大丈夫です。事前に申し込みをしなくても構いません。ただし、ある程度人数把握とレジュメの準備が必要ですので、一定の参加人数を把握するためには申込制にしています。ただ、受付した方だけの参加で終わってしまっては、オープンセミナースペースで行われている意味があまりありません。会議室で行っても同じことになってしまいます。むしろ、当日にふらっと来て、何かやっていると思って気軽に参加していただける形がいいかなと思います。

但馬:これまでも何回かありましたね。そこにたまたま来られて今からでもいけますかって。

:それが一番嬉しいですよね。

但馬:これも講師の腕で、面白そうだなと思ったらパッと来てくださるんですけど。

:そうなんですよ。今日は突然の参加者多いなって言う時は、講師が上手いですね。

例えば中之島図書館で行う場合、より専門的で硬い内容の話が求められる傾向があります。中之島図書館はオフィス街ですので、そのような利用者が多いと思います。一方、私たちの場合は、専門的な話を求める方もいらっしゃると思いますが、逆に、入り口としてまず興味を持ってもらえることが重要です。なので、内容としてあまり深くなりすぎず、むしろ興味を引く内容の方が楽しく学べると考えています。ですから、ここで聞いた人がそのまま中之島図書館のセミナーに参加することもありだと考えています。

図書も同様で、私たちは基本的な初歩の内容で入り口を提供し、中之島図書館でより専門的なレファレンスを受ける。セミナーの場で、少し興味を持つ内容で入ってきて、さらに中之島図書館でより深い学びを得ることができれば、相乗効果が生まれると思います。セミナーも、泉大津市立図書館と中之島図書館で、中小企業診断士会に依頼しているので、さらなる相乗効果が生まれるのではないでしょうか。

毎回参加者のアンケートを取らせていただいていますが、アルバイト・パートの方、実は無職の方も参加されています。最初はビジネスセミナーの対象というイメージでは、経営者や役員、管理職の方を主な参加者として考えていました。実際にここで開催してみると、毎回参加してくださる方々の中には、パートや無職の方々もほぼ毎回参加されているんです。この方たちは今後の自分のスキルアップのために参加していることが多いと感じます。ですので、専門的すぎる内容ではなく、幅広い学びを求める方々に対応することが重要であると考えています。彼らは一つのテーマについて学びたいのではなく、広く学びたいと思っている方々だと思います。ですので、私たちのビジネス支援は、幅広い内容を提供し、彼らがその中からきっかけを見つけるお手伝いをする役割を果たしているのかもしれません。
市立図書館や都道府県立図書館といった機関には、それぞれ異なる役割があると思います。

山口:今回20回目を振り返ってみていかがでしたか?

:ビジネスセミナーにおいて、最初は硬いイメージがあったんです。ですが、筋肉について話されていた講師がおられましたね。

但馬:数本(すもと)さんですね。
※数本 優 診断士 
https://www.osaka-shindanshi.org/member/n419138/

:そうです。参加者のアンケートからも、「初めて聞く内容で面白かった」というようなフィードバックがありました。また、実践がすぐにできる内容だったという声もありました。実際に参加者はすぐに実践してみたいと思っているようです。これらの話題が、ビジネスセミナーでの魅力となっているようです。楽しく学ぶことが重要で、学ぶことが面白くなければ続けることが難しくなります。勉強する必要性が強調されると、参加者は一歩引いてしまうことがありますが、楽しい経験や役立つ情報を得たり、実践できる内容であれば、参加者は興味を持ちます。そういった観点から考えると、楽しさと実用性がビジネスセミナーの魅力となっているのかもしれません。

図書館の運営においても、新しい取り組みを生み出していく必要があります。サービスも一辺倒ではなく、様々な形で試しながら進める必要があります。アイディアを生み出すことも難しい課題です。図書館には固定観念というわけではありませんが、図書館の役割やイメージに関して制約もあるかもしれません。公共の施設としての特性から、公共のルールや規制にも従う必要があります。しかし、その中で何ができるかを考えると、アイディアを出し合って共同で取り組むことが必要です。この点で、図書館の運営とビジネスの基本は同じだと思います。

新しい図書館がオープンしてから、図書館へのイメージや利用者の形態が変わってきたと感じます。以前の図書館は読書好きや新聞を読む人たちが主な利用者であり、中高生には敷居が高かったようです。自習はだめだし、しゃべってもだめだし、何も飲めないし、ってなってくると、中高生からすれば「来るな」と言っているのと同じですね。でも、新しい図書館では中高生も気軽に来ることができるような環境が整っています。友達と一緒に楽しみながら勉強したり話したりする場所が提供されていて、グループ学習も自由に行えるようになっています。試験前には特に多くの若い方々が訪れるようになり、高校生など将来経済学部や経営学部に進学したいと考える人たちにとっても興味深い話題となっています。面白いことに、図書館でのセミナーには一般の社会人だけでなく、遠くからですが見てくれている高校生なども関心を持って聞いている様子が見受けられます。無料で聞くことができることが最大の魅力です。ただで参加できることからもっと多くの人に訪れてほしいです。

参加者のアンケート結果をみると、ビジネスセミナーへの反応は非常に良いようです。回答者の約8割が満足と回答していて、興味を持てた話題や実践できる内容に対する評価も高いです。ただ、一部の参加者は特定のテーマについての深い話題やもっと高度な情報を求めている場合もあります。そのような意見も貴重であり、満足度以外の視点からのフィードバックも必要かなと考えています。

特に個人経営者や企業経営者の方々にとって、より深い経営に関する話題は興味深いものでしょう。しかし、ビジネスセミナーは参加者層が多様で、個人経営者や会社員などさまざまな背景を持つ人々が参加しています。企業経営者にとっては深い話題でも、個人経営者や会社員にとっては理解が難しい場合もあります。

参加者の多くが経営者ではないことから、個人経営者や会社員にとっては深すぎる話題よりも、実践的で応用しやすい内容が求められているようです。経営者層としては、商工会議所などのセミナーに参加されている可能性が高くて、ビジネスセミナーでは異なる視点やアプローチが必要だなと思います。

だから、一概に満足だから良かった、もちろん満足は良かったんですけど、逆に言うと満足じゃないから悪かったではないのかなっていう気がします。

参加者がセミナーから元気をもらい、翌日から活力を得られるような、参加者の日常の仕事や経営にプラスの影響を与えるセミナーが良いと考えています。

多くの方は、気軽に参加できるものを探しているんだと思うんですね。

ただ逆にその面白いものだけを1年間やってしまうと、今度はそこにビジネスセミナーとしてのちょっとした重みがなくなってしまいますよね。

ですので、バランスが必要かなと思うんですね。例えば交互にしてみるとか、軽いテーマを続けたら次はより深いテーマのセミナーを開講するなどですね。

あとは、キーワードを理解するセミナーも欲しいです。
ビジネス用語ってわからないっていうのも多いじゃないですか。

今、ちょうどDXやCXのテーマで図書を展示してるんです。このキーワードは、知ってる人は知ってるけど、聞いたことない人も多いんですよね。DXと聞いたらデラックスですかっていう。でもその言葉の説明からすると興味が湧いてくるんですよね。知らない言葉を知っていくっていう。だけど逆に知らない言葉を当たり前に話されていくと、入り込めないから、何も分からなくなってしまうという状況になります。なのでこの市立図書館でやるビジネスセミナーって、たぶんそこがすごく大事なんだと思います。普段だったら人にはなかなか聞けないし、そういうのも知らないのって思われたくない人に届けたいです。

セミナーの時間設定については、参加者の疲労や集中力を考慮する必要があります。通常のセミナーは1時間半や2時間といった長時間の設定が一般的ですが、長時間のセミナーでは参加者が疲れやすくなり、情報の吸収や理解が難しくなることがあります。一時間あんまり盛り込み過ぎるよりも、フォーカスして喋る方がいいですね。それは本当にありがたいと思います。

短い時間枠でも、情報や知識の提供だけでなく、参加者が実際に何かを学び、収穫を感じられるとさらに良いです。具体的な事例や実践的なアクションポイントの紹介があるといいなと思いますね。

山口:最後にもっとこんなのあったらなと言うのを教えて下さい。

:参加してアンケートをいただきますけれども、その後が知りたいんですよね。例えばセミナーで聞いて、もう翌日から筋トレを実践しましたっていう話がほしい。せっかくここで聞いたものを、どういう風に生かしていますとか、今実践して継続してやっていますとかっていう話が得られればすごくいいなあと思っています。

アンケートの中に、セミナーで学んだことを生かしている、もしくは実践しているところがあったらご記入くださいとかっていうのを、入れてみたいなと思っているんですね。それがあると、ここから学んだこと、インプットしたものを一つのアウトプットになると思うんですよね。なのでそういった情報を拾い上げて行きたい。

但馬:効果測定という感じですね。

:学ぶ側だけでなく、講師をされている皆さんの方からも、逆に思いもよらないところで活用されている知識とかがあるのかなとか。それはまた面白いなあと思っていて。

但馬:それ、講師にとってもフィードバックになるのでめちゃくちゃありがたいです。

:やっぱそうするとお互いが成長していける。図書館も成長できるし、今後のサービスもどんどん繋がっていく。もちろん事業者の皆さんには、ここで学んだことや聞いたことなど、そういったものが一つのきっかけで何かしら進んでいい方向になっているというのがいいですね。成長につながっているというのを感じたいです。それがまた講師の方もフィードバックされて、それが一つのデータとしてまた次に繋がっていくといいなと思っているんです。

スケジュールは、一年分のコンテンツを決めていただけるので、すごく助かっています。最初お願いする時も、一つ一つテーマをどうしようかっていうのをちょっと考えていたのです。

講師の方たちにとって、本当にアウトプットの場所であって欲しいですね。講師の方たちの皆さんそれぞれの経験や考え方って面白いじゃないですか。経営についても2人でしたらぞれぞれの考え方とかが聞けますよね。見方が一つじゃないんだなっていうところを学ぶ側も吸収してほしいです。今の世の中はインターネットで情報が入るせいか、自分の都合のいい情報だけを見てしまいますよね。そういう習慣がついていますよね。でも実はもっともっと真逆の話があるのにそういうところスルーしてしまうんですよね。だからこそその講師の方の面白い話、自分はこう思うんだよというところをどんどん出してもらえると嬉しいです。データ上はこうだけども実際の、例えば経営の相談アドバイスする時には本当はこっちの方がよかったんだよ、みたいなとかもあったりすると思うんですよね。そういう話とかが聞けると面白いなあと。実体験に基づいた話とかですね。楽しいと思います。

皆さんの経営者としての話を聞きたいとかも結構あったりもします。経営者の話ってデータに基づいた話じゃないことが多いですよね。多分その会社だったらそれで成功するだろうけども他だったら通用しないというのはたくさんあると思うんですよ。なので きっちりした情報やデータを元にした内容だけだったらおそらく図書館の本の中にいっぱい書かれていると思います。実は現場では違うというのがいっぱいあって、そういう話があると面白いと考えています。

但馬:はい。私たちも、ちょっといろいろ変えていかなきゃいけない改善点がだいぶ見つかった気がします。

山口:これで終了させていただきます。どうもありがとうございました。

参考:過去の開催状況

2021年度
・事業構想に役立つ、マーケティング基礎
・100年続く組織づくりのヒントをお伝えします!「持続可能な組織作り」への様々なアプローチ
・中小企業の経営者が押さえておきたい「資金管理の勘所」
・「脱ドンブリ経営」~経営者が知っておきたいお金の授業~
・ビジネスモデルの創出と無料でできるPR

2022年度
・経営者&中小企業診断士が考える~今から始める「明日の自分を作る」たった1つのこと~
・歴史から学ぶ経営学 -図書館好き、歴史好きのための経営学-
・「中小企業のAI活用のススメ」~コロナ禍をサバイブする新規事業~
・創業した事業を継続するには
・明日職場に行くのが楽しみになる「ワーク・エンゲイジメントの高め方」
・自然災害等から 家族・従業員と事業を守る!
・CX(顧客体験)の向上で収益向上
・いまさら聞けないDX 企業がこれからの10年後を生き抜く取り組みとは
・コロナに負けない会社の免疫力とは!
・経営管理とリスク管理、コロナ禍における事業再構築とリスク管理
・健康と生産性向上につながる筋力トレーニングの意味と実践
・元外資系企業トレーニングマネジャーが教える実践的コーチング講座


2023年度
・会社員の自己プロデュース力~人生はひとり旅みたいだ~
・自分も部下も幸せになり、会社の業績も向上する幸福度向上マネジメント
・ワークショップを体験して学ぶ!自社の良さを顧客に伝えるテクニック
・ワクワクしよう!起業・副業のアイデア/本屋さんの巻
・プレゼンテーションスキルを劇的に向上する
・事業承継のスタートライン ~経営面と税務面からのアプローチ~

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