今日からできる、「電動マイクロモビリティ」を利用した交通移動
はじめに…
最寄り駅から1.5kmほど離れているお客様先に訪問する場合、みなさんはどのように移動しますか?歩くには少し遠い気もしますが、タクシーを利用するには近いような、微妙な距離感だと思います。
本コラムでは、このような中途半端な短距離の移動に最適な、徒歩でもタクシーでも無い「電動マイクロモビリティのシェアリングサービス」を活用した新たな移動手段をご紹介いたします。ぜひ今日から本サービスを利用して、快適な短距離移動ライフを送りましょう!
「電動マイクロモビリティ」とは…?
そもそも電動マイクロモビリティとは、電力で動く個人用のコンパクトな乗り物のことを指します。近頃よく街で見かける電動キックボードや電動自転車がこれに該当します。
このような乗り物をスマホ1つで手軽に利用できる仕組みが「電動マイクロモビリティのシェアリングサービス」です。いつでも誰でも自由にレンタル可能な利便性とシェア型でサステナブルな社会性から、新たな移動手段(次世代インフラ)として大きな注目を浴びています。
私がよく利用しているサービス:「LUUP」
では早速、普段私が頻繁に利用している「LUUP」についてご紹介いたします。
LUUPは、鮮やかな緑色と白色が特徴的な電動キックボード・電動アシスト自転車のシェアリングサービスです。日本で最も多く普及しており、2023年12月現在、東京や大阪を中心に計5,000を超える数のポート(※)が設置されています。
(※)ポートとは、電動キックボード等をレンタル・返却する駐車場のこと
近くのポートからアプリを使って24時間いつでも好きなタイミングでレンタルし、目的地のポートで返却することができます。
(1)利用方法
専用アプリの指示に従い、下記の4ステップを踏むだけで手軽に利用できます。
STEP0:LUUPアプリをダウンロードし、本人情報を登録する
※初回登録すれば、2回目以降は新規登録不要です。
STEP1:アプリのマップから車両を借りたいポートを探す
STEP2:利用する車両を選ぶ
STEP3:借りるポートへ向かい、車体のQRコードを自身のアプリで読み取る
STEP4:目的地をアプリで設定し利用規約に同意することで、車両を起動させる
※返却するポートは乗車利用中にいつでも変更可能です。
(2)電動キックボードの操作方法
①アクセル
ハンドル右側にある「Push&Go」と書かれたレバーを押し下げると、最大20km/hで前進します。停止状態ではアクセルが効かないようになっているので、まず地面をキックして走り出してからレバーを押し込む必要があります。漕がずとも電力で自走するので、スカートやスーツの方でも気軽に利用できます!
②ブレーキ
自転車と同様のレバー式ブレーキが搭載されており、左右のレバーを引くと前輪・後輪それぞれでブレーキがかかります。
③スタンド
キックボードの足を乗せる板部分の下側に車体を自立させるためのスタンドがあります。自転車と同じように、駐車時はスタンドを立てて離れることができます。
(3)価格
2024年1月現在、大阪では「基本料金50円+時間料金15円/min」で利用することができます。仮に1.5kmの距離を10分で移動した場合でも、たった200円で利用可能なので、タクシーに乗車するよりも低価格で手軽に移動できますね!
その他シェアリングサービスのご紹介
(1)ハブチャリ
大阪府内でサービス展開されているシェアサイクルです。大阪の2大問題といわれる「自転車問題」と「ホームレス問題」を解決すべく2011年からサービス提供されています。ハブチャリによる収入は全てホームレスの方への路上脱出のサポートに使われているということで、まさに三方よしのシステムと言えますね!
(2)ラクすく
主に福岡県内で展開されているEVスクーターのシェアリングサービスです。自転車ではツライ、中距離の移動にピッタリです。
まとめ
以上、私がよく利用している「LUUP」を中心に、新たな移動手段としていま注目を浴びている電動マイクロモビリティのシェアリングサービスについてご紹介いたしました。くれぐれも交通事故にはご注意いただき、ぜひ皆さまもご自身の生活スタイルに合った快適な移動ライフをお送りください!
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