こんなお客様にお勧めします。
- 主な対象となる業種・規模
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- 業種 : 業種全般
- 従業員 : 300名程度まで
- 以下のようなお悩みを持っているお客さまに有効です。
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- 間接コストを削減し、営業利益を改善したい
- 余剰資金を生み出し、新規の投資を実施したい
- 業務内容を見直し、人員の過不足を解消したい
- 次のような効果が期待されます。
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- POINT 1 間接コストの削減により営業利益の改善に繋がります
- POINT 2 削減分を投資へ回すことで競争力の強化に繋がります
- POINT 3 業務の無駄を無くすことで従業員の生産性向上に繋がります
支出内容の洗い出しと区分け
間接コスト削減に向けて、支出内容の洗い出しを行います。
洗い出した支出内容ごとに必要・不要の区分けを行います。
人件費については、単純な人員過不足だけではなく、業務単位にまで細分化し、各業務における必要人員を確認するようにします。
削減の土台となる作業ですので、抜けや漏れの無いよう網羅的に確認することが大切です。
間接コスト削減PTの設立・削減に向けた準備 | 間接コスト削減のために、経理や各部門長を含むプロジェクトチーム(PT)を設立します。 (全社的に削減効果を高めるために、特定部署ではなく、部門横断型のPTという形式を取ります) 経理部門にて費目ごとに月別の支出内容一覧を作成します。 支出内容を部門別に振り分け、各部門で利用内容の記載と必要かどうかの確認を行います。 人件費は、業務一覧を作成し、各部署における業務内容と各業務の担当者、必要工数について記載をします。必要以上に時間を要していないかどうかの確認も実施し、問題点があれば全て洗い出します。 |
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削減内容、方針の決定
STEP00で洗い出した支出内容について、内容を精査した上で削減対象を決定し、担当部署や責任者を決定します。
不要としたものは内容を確認して削減、必要としたものは、別の商品・サービスの利用を検討します。
人件費について、必要以上に手間がかかっている、人員が不足している業務については業務内容の見直しの他、システム化やアウトソーシング化も検討します。
注意点として、サービス・製品品質の低下や従業員のモチベーション低下になるような無理な削減はしてはいけません。
また、事務作業削減のためのシステム化など、一時的に支出を伴う取り組みであっても、長期的に見て改善効果が期待できる場合は実施することも必要です。
PT内での削減に向けた取り組み | 各部門で作成した支出内容一覧、業務一覧をPT内で精査し、削減をするもの、商品・サービスの変更で対応するもの等を振り分けします。 業務内容については、本当に必要な業務かどうか等の確認を行い、業務内容見直し、各部門で重複している業務の統合、手段の変更(アウトソーシング等)を検討します。 特に事務作業に時間を要している場合はシステム導入やアウトソーシングが有効な場合が多く、コスト削減のためにあえてコストをかけることも大切です。 |
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削減目標の設定、削減の実施
STEP01で決定した削減内容・方針に合わせ、各部門単位で数値目標を設定し、早期の改善に繋げるために優先順位を付けていきます。
目標を設定したら各部署で削減を実施していきます。
全社的な取り組みとなるため、朝礼などで周知を行うようにします。
削減効果を高めるためには、全員の意識を揃えることに加え、メリットを感じてもらえるようにすることが大切ですので、削減が示す意味合いについて従業員に理解してもらうと共に、削減目標の達成度合いに応じて報酬を出すなどの制度設計も行います。
PT内での目標数値化、全社への周知 | PTチーム内で、各部署の削減目標を設定します。目標数値は実現可能な範囲での設定とし、実施期日を明確にします。 目標が完成したら通達文書を作成し、全社への周知を行います。従業員の理解を得るために、間接コストを削減することで会社や従業員に対してメリットがある旨を伝えることが大切です。できれば社長など、経営者から発信するようにしましょう。 各部署においては効果が高く、すぐに実行可能なものを優先的に進めていくようにします。 また、削減に尽力した従業員に報いるため、表彰制度を設けることも有効です。取り組みが優秀な部署・担当者に対し、半年や四半期ごとに表彰を行うようにし、削減事例を全社に共有するといいでしょう。 |
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削減目標の管理
各部署での削減目標の達成度を毎月確認するようにします。
削減が思うように進んでいない場合は状況を確認し、目標の見直しやフォローアップをするようにしましょう。
特に、普段の業務に追われて削減が進まないというケースがよく発生しますので、削減依頼をするだけではなく、実施状況を把握することが大切です。
PT内での進捗状況確認 | 毎月の削減状況について、PT内で共有を行います。 経理部門にて、削減項目ごとに実績値を集計し、削減目標との比較を行います。 削減が思うように進んでいない場合は、各責任者に対して原因を追求し、削減の可否も含めて確認するようにします。 削減が実質的に不可能であることがわかった場合は、無理に削減を促すのではなく、削減目標の見直しをすることも大切です。 |
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