小売業の経営支援

こんなお客様にお勧めします。

主な対象となる業種・規模

業種 : 小売業　
従業員 : 売上高10億円程度

以下のようなお悩みを持っているお客さまに有効です。

売上高を増加させたい。
経営改善を続けられる仕組みを作りたい。
金融機関との調整を円滑に行いたい。

次のような効果が期待されます。

POINT 1 財務と事業の両面から事業状況を分析し、問題点を客観的に把握できるようになります。
POINT 2 マンパワーや知識の不足で後回しとなっている売上・利益分析を行うことで、最短での改善施策を打ち出せるようになります。
POINT 3 実行段階で外部専門家と共に行動計画の進捗状況をチェックすることで、適切な予実管理が実施できるようになります。また、金融機関に対して事業状況の説明が容易になります。

STEP00

3か月

現状把握

決算書、売上明細、組織図といった管理資料はもとより、販売店舗での商品展開、店の管理、人員の動きなどを分析することで問題の真因を分析します。

実施例
改善施策の立案	地域の商圏を調べた上で、現場に訪問し、店づくりの状況をチェックします。店舗にて陳列されている商品の品揃えや清掃状況を基に、オペレーションや考え方を把握します。一番多く陳列幅を取っている商品が本当に正しいのか、店舗全体の様子から人員過不足状況、従業員教育などを把握して、具体的な改善施策に織り込んでいきます。

STEP01

6か月

実行支援（モニタリング）

数値計画と行動計画の策定を行った後に、計画の実現を行っていくための伴走支援を行います。経営者一人ではどうしてもチェックができず、作ったままで放置してしまいがちな計画について、中小企業診断士をチェッカーとして活用することで、適切な進捗管理を行います。

実施例
計画の予実管理	毎月の会議において、中小企業診断士が外部専門家として議題の作成と会議のファシリテーションを行います。これにより会議が単純な数字の報告会となってしまうことを防ぎ、今後実施する対応策の決定、過去に作った対応策の改善度合いをチェックして経営改善を進めます。

STEP02

1~2か月

検証・再計画

STEP01で実施した支援について半期ごとに事業計画に基づいて実行してきた内容について、実施内容を検証します。未実施部分は原因を分析して、実施する必要があるかどうかを判断すると共に、改善する必要のある問題については再度問題を分析し、対応方法の策定支援を行います。そして、次の半期に実施する行動計画を再策定します。

実施例
施策の見直し	当初策定した行動計画について一つずつ検証を行っていき、改善度合いを判断します。実施できた施策についてはできる限り褒めると共に、できていない施策については原因を追究して実施できる仕組みを整えます。また、検証した結果を金融機関に提示することで、金融機関が事業状況を理解しやすくなります。

STEP03

6か月

再計画の実行と新規改善提言

STEP02で策定した行動計画の進捗状況をチェックしていきます。また、当初計画時には企業の運営レベルに合わせた提言も、企業のレベルアップに合わせて、新規の改善提案を行います。

実施例
差別化への取り組み	会社の体制が安定してきた中で、市場のトレンド、現状の品揃えを基に、差別化を図るための新規商品開発などを提言します。食品スーパーの重要ポイントである総菜部門に関して、販売を伸ばすために必要なネーミング、POPといった見せ方に加え、廃棄とならない生産量についても慎重に協議して、長期的に利益を最大化できるように提言を行います。

あくまでソリューションは一例であり、お客様のご要望に応じてご提案内容・コンサルティングフローは異なります。